[ 2月1日終了!]イタリアン・ヴィンテージ・ワインを愛でる会、ワインリスト

インプリチト、ルーニョ、アイスーマなど

イタリアン・ヴィンテージ・ワインを愛でる会、ご出席の皆様へ2月1日火曜日のワイン会のリストです。

2003 ” Kante Malvasia Selezione ” – Edi Kante (カンテ・マルヴァジア・セレツィオーネ)

-フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州-

某、ワインショップが見事に彼の素晴らしさを表現しています。

「イタリア最高峰の白ワインの造り手の一人、エディ・カンテ。もし彼がいなかったらフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州、カルソは世界のワイン地図に載ることがなかっただろう」と言われるほど、カルソの教祖とも言えるイタリアを代表する偉大な造り手。

固い岩盤の石灰質の土壌を、地下13メールまで掘り下げ、地下3階建てのセラーまで作ってしまう、イタリア切っての変わり者(傾奇者)です。

エディ・カンテ 訪問

今回のワインは、日本で購入したものですが、2003年という貴重なバックヴィンテージを、タップリ堪能して頂きます。

2000 ” Implicito ” – Le Due Terre(レ・デュエ・テッレ・インプリチト)

-フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州-

フリウリのエレガントな自然派ワインを造る生産者、レ・デュエ・テッレ。
この「インプリチト」は、一般的に甘口ワイン用として栽培される、希少性の高い「ピコリット」というブドウ品種100%の辛口ワインです。

2001年に、それまでレンタルしていたピコリットの畑を返却してしまったため、現在は生産されていないワインです。

2008年どうしてもこのワインを欲しくて、フラヴィオ・バジリカータのもとを訪ねました。
彼が自分用にと大切に保存していた、残り3本の内1本を分けてくれたものです。

その当時の様子はこちら。
Le Due Terre (レ・デュエ・テッレ) 訪問 1/3

1993 ” Lowengang ” – Alois Lageder(テヌータ・ラゲデール・ルーウェンガン・シャルドネ)

-アルト・アディジェ州-

暖かく昼と夜の寒暖差が大きいエリア。樹齢は25~65年。
自然酵母を使用し、フレンチ・オークで発酵させた、シャルドネ100%のワイン。

ブルゴーニュ・スタイルのワインで、アルト・アディジェらしい、強いミネラルと繊細なフレーヴァーが特徴。
ボリューミーで複雑な味わい。
21年間熟成した白ワインが、どのように進化したのか、非常に楽しみですね。

→ 大人の事情で、次回持越しに。

2001 ” Ai Suma ” – Braida di Giacomo Bologna (アイスーマ・ブライダ)

-ピエモンテ州-

バルベーラの代表的な造り手、ブライダ・ジャコモ・ボローニャ

嘗てガイアやアルターレ達がそうしたように、生前ジャコモ・ボローニャ氏もいち早く品質向上のために、バリックや現在的なワインの製法を、フランスから導入しました。

このワインの名前は、初めてこのワインを造り上げた1989年、ジャコモ氏が、あまりの素晴らしさに思わず「Ai Suma!<やったぞ!>」と叫んだ、ことに由来しています。

ビンテージ等、ブライダに関する情報が気になるかたは、こちら
【 Braida 】 ” Ai Suma “

1985 Chianti Classico Riserva – Badia a Coltibuono (バディア・ア・コルティブオーノ・キアンティ・クラシッコ・リゼルヴァ)

-トスカーナ州-

現在4種類のキアンティを造っている、キアンティ・クラッシコのスペシャリスト。
バディア・ア・コルティブオーノとは「豊かな収穫の修道院」という意味。

1051年にベネディクト派の修道院としてガイオーレ・イン・キャンティに建立された、キャンティ地区で最も古い歴史を持つワイナリー。
現在同セラーは、オーガニック栽培のキアンティを造っているが、このワインはオーガニックを始める以前の、非常にクラッシクな造りをしています。

良年のみ造られる、リゼルヴァクラスのものです。

1997 ” Rujno “ (ルーニョ)- Gravner

-フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州-

イタリア自然派ワインの生きる伝説「ヨシュコ・グラヴネル」が造る、フラッグシップ。
良年のみ造られるメルロー100%のワイン。 大切に大樽で熟成され、リリースまでに10年かかる。

現在のアンフォラを使って造っている、スタイルと異なり、このころは、非常に繊細で、飲み手に静かに問いかけるような味わいです。
変態ワインがお好きな、あの方のために、空けてしまえ!


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